過ごし方
週末だけで行くひとり温泉|土日の実働は28時間しかない
土日は48時間あります。 それなのに、日曜の夜には「何もできなかった」と感じることが多い。
ひとり温泉を週末に組むとき、実際に使えるのは48時間ではなく28時間ほどです。 先にこの数字を持っておくと、行き先も宿も決めやすくなります。
- 想定
- 東京発・土曜朝発/日曜昼帰り
- 実働
- 約28時間
- うち移動
- 往復4時間前後
28時間の内訳
土曜10時に家を出て、日曜14時に帰る場合で数えます。
| 区間 | 時間 | 内容 |
|---|---|---|
| 土曜 10:00〜12:00 | 2時間 | 往路の移動 |
| 土曜 12:00〜15:00 | 3時間 | 昼食・荷物を預けて周辺を歩く |
| 土曜 15:00〜18:30 | 3時間30分 | チェックイン・入浴・部屋で休む |
| 土曜 18:30〜22:30 | 4時間 | 夕食・2回目の入浴・自由時間 |
| 土曜 22:30〜翌6:30 | 8時間 | 睡眠 |
| 日曜 6:30〜10:00 | 3時間30分 | 朝風呂・朝食・チェックアウト |
| 日曜 10:00〜12:00 | 2時間 | 周辺を歩く |
| 日曜 12:00〜14:00 | 2時間 | 復路の移動 |
合計28時間。うち睡眠が8時間、移動が4時間で、残りは16時間です。
金曜の夜と日曜の夕方以降を数えていないのは、 金曜夜は仕事の疲れが乗っていて移動に向かず、日曜夕方は翌週の準備に必要だからです。
移動時間が滞在を直接削る
片道が1時間伸びると、往復で2時間。滞在に使える16時間から2時間が消えます。 1割以上です。
| 片道 | 往復 | 滞在に残る時間 |
|---|---|---|
| 1時間 | 2時間 | 18時間 |
| 2時間 | 4時間 | 16時間 |
| 3時間 | 6時間 | 14時間 |
片道3時間のエリアが「遠い」と言われるのは距離の話ではなく、 滞在時間が2割近く削られるからです。
一方で、遠いエリアには近場にない性格があります。 片道3時間をどう考えるかは草津にひとりで行くで扱っています。 距離で候補を切る方法は東京から2時間で行ける温泉地にまとめています。
週末に効く配分
16時間をどこに置くかで、週末の終わり方が変わります。
宿での滞在を10時間以上取る
チェックイン15時・チェックアウト10時なら19時間、睡眠を引いて11時間。 ここを削ると、何のために泊まったのか分からなくなります。
入浴を3回に分ける
到着後・夕食後・翌朝。1回を長くするより回数を分けたほうが、時間が均等に埋まります。
歩く時間を2回に分ける
土曜の午後と日曜の午前。1日目に全部やろうとすると、初日で疲れます。
日曜は昼過ぎに帰路に入る
14時前後に帰宅できると、洗濯と翌日の準備が夕方に収まります。
週末に向かない組み方
| 組み方 | 何が起きるか |
|---|---|
| 金曜夜に出発する | 到着が遅く夕食が取りにくい。仕事の疲れが翌日に残る |
| 土曜の始発で出る | 早起きの分だけ土曜の午後に眠くなる |
| 日曜に観光を入れる | 帰宅が夕方以降になり、月曜の準備が夜にずれる |
| 片道3時間を1泊で行く | 滞在14時間。移動と滞在の比率が悪い |
| 現地で2エリアを回る | 移動が3回になり、28時間のうち6時間が移動になる |
このうち日曜に予定を入れるのが最も影響が大きく、 翌週の疲れとして残ります。
宿の条件も週末で変わる
滞在時間を確保するには、チェックイン・チェックアウトの時刻が効きます。
エリアを問わず共通
週末1泊に向く宿の条件
- ひとり泊
- 一人泊プランが常設されている
- 食事
- 夕食の開始時間が選べる(遅めが取れる)
- アクセス
- 駅から徒歩10分以内、または送迎あり
チェックアウトが11時以降だと、日曜の午前がまるごと使えます。1泊2日では30分の差が大きく効きます。
宿の選び方は一人泊できる宿の見極め方、 静かに過ごしたい場合は静かな温泉宿の選び方を参照してください。
まとめ
- 土日48時間のうち、ひとり温泉に使えるのは実質28時間ほど
- 睡眠8時間と移動4時間を引くと、残りは16時間
- 片道が1時間伸びるごとに、滞在から2時間が消える
- 宿での滞在を10時間以上残し、入浴と散歩を2〜3回に分ける
- 日曜は昼過ぎに帰路に入る。ここを守ると翌週が軽い
週末が短いのではなく、配分の問題であることが多いです。 行き先が決まらないときは旅行の行き先が決められない、 予定を入れない組み方は「何もしない旅」の作り方にまとめています。
よくある質問
金曜の夜に出発したほうが長く滞在できませんか?
滞在時間は延びますが、金曜夜の移動は仕事終わりの疲れが乗った状態になります。到着が遅いと夕食も取りにくく、宿の選択肢も減ります。土曜朝発のほうが総じて休めます。
日曜に帰るのが遅くなると翌週に響きますか?
響きます。日曜の夕方以降に帰宅すると、洗濯や翌日の準備が夜にずれ込みます。日曜は昼過ぎには帰路に入る前提で組むと、月曜の負担が変わります。
1泊2日では短すぎませんか?
観光を詰めるなら短いです。休むのが目的なら、宿での滞在時間さえ確保できれば1泊で足ります。短さの問題ではなく、28時間をどこに使うかの問題です。